家庭教師時代におすすめしていた勉強法&教材
こんにちは!木佐しょうこです。
今回は、家庭教師時代におすすめしていた勉強法をご紹介します。
わたしが家庭教師をしていたのは、2人です。
一人は、高校1年生〜3年生までの3年間で、スポーツ系の忙しい部活に入られていましたが、基礎をしっかり勉強することで、高校3年生の頃には、自分で学習して英語のテストは90点取るなど、しっかりと勉強できるようになりました!
もう一人は、高校3年の10月〜2月まで担当しました。美大受験の生徒さんでした!
第一志望の某有名美術大学に受かっています。
二人ともがんばり屋さんの女の子でした(*´︶`*)
わたしは英語を学習してもらううえで心がけていたのは、「最終的にわたしがいなくても将来にわたって使える英語の勉強法を身につけてもらうこと」でした。
こちらでご紹介するのは、ご自宅で自習できる勉強法ですので、よかったらぜひ実践してみてくださいね。
高校生 文法
まず、基礎学習として「文法」を勉強しましょう!
この「高校 英文法 ひとつひとつわかりやすく」というテキストを使って、できれば毎日一つの項目を学習していきましょう!
テキストを何度も使うから、書き込まないという方もいますが私の場合はがっつり書き込んでいました!一通り解けなかったところは、赤文字でわかりやすくしておいてください。
そこが自分の間違えやすいポイントなので、何度も読み返しましょう!
高校生 単語
単語帳は、「DUO3.0」がおすすめです。
大学受験用なので結構難しいですが、復習用CDを購入して、CDを流しながら音読する時間を一日5分から10分で良いので作ってください。
寝る前が暗記に良いので、おすすめです!!
ポイントは難しいなと思っても、単語の意味を確認して、口を動かして耳を慣らすことです。
単語だけでなく、リスニングも強化されます。
そして、受験までは毎日この習慣を続けてください。
英語は、ある日突然びっくりするくらい聴こえるようになります!!
そもそも、日本人の方が英語が聴き取れない……という現象が起こるのは、
英語には日本語にない音があるからです。
「L」、「R」、「TH」も有名ですが。日本語には「アイウエオ」の母音が5つですが、英語には20近くあるといわれています。
また、英語と日本語では音の周波数も違います。
日本語は、1500ヘルツ以下なのに対し、英語は2000ヘルツ以上が使用されています。
なので、日本人はこの日本語にない2000ヘルツ以上の周波数は雑音として、脳が処理してしまいます。
これが、聴き取れないの原因です。
ですので、毎日英語を聴く必要があるのです!リスニングに関しては頭よりも身体に覚えさせるように毎日聴いてください!
きっと、ある日突然、あなたの脳が英語の周波数を「雑音」としてではなく「言葉」として認識しはじめ、英語が聴こえるようになりますよ!!
赤本
受験生の場合ですね!
赤本!
目指している大学の赤本を購入してください。
または、学校に置いているところも多いので学校でコピーして使用してくださいね。
目指している大学の赤本は、過去の分はやればやるだけ良いのですが、最低でも5年分はやってください。それでも少ないので10年以上は解いた方が良いです。
そして、この赤本学習のポイントは、「解くのが嫌にならないように勉強すること」です。
赤本の過去問をたくさん解くコツは、1 大門を小分けにして決められた時間で解く練習に使う 2 本番同様の環境で解く の2つの使い方をすることです。
1の大門を小分けにして決められた時間で解く練習については、
大門が5つあって、90分という時間の中で解くのなら、それぞれどれくらい時間をかけることができるのか把握しましょう。
把握できたら、大門1には15分の時間と決めて、大門1を15分で解きましょう(それぞれの学校の問題で違うので全体を見て時間を決めてください)。小分けにすれば、結構な数解くことができますよ!
毎回90分ぶっ通しで解かなきゃ……と思うと、正直気が進まないですよね……汗!
なので、赤本さんに慣れるように小分けに解く機会もたくさん作ってください。
赤本と仲良くなるイメージです。
もちろん、小分けにして、それぞれの問題に慣れてきたら、本番と同じような環境で90分時間を測って解いてみてくださいね!腕時計で、それぞれの大門にかけられる時間を確認しながら進めてみてください。
高校生 長文
長文も、なるべく毎日触れておくのがベターです!!
こういった、長文の参考書がおすすめです。
速読英単語 入門編
英文を楽しみながら、英単語も勉強できる参考書です。
単語力を磨きながら速読の力を鍛えることのできる内容になっています!
中学生の場合
家庭教師では、中学生さんは担当させていただいたことはないですが、塾講師としては担当させていただいていたことがあります。
塾では塾の教材を使用させていただいていたのですが、市販のものでしたら体系的にまとめられている参考書がおすすめです。
下記のような一冊で学習できるようなテキストを使用して、少しずつ進めていってくださいね!
中学生さんの場合は、バケツの穴を補強していくイメージで学習を進めてください。
バケツの穴(基礎)が埋まれば、知識がどんどん蓄積していく土台が作られます。
ポイントは一気に全部解こうとしないことです。
毎日少しずつでも良いので、自分のペースで進めてください。
そして、間違っているところは赤でマークして後で読み返せるようにしておきましょう。
間違えることは全く悪いことではありません!!
むしろ、そこさえ覚えれば、もっとできるようになるんだ!と思って、楽しく学習してください。
そして、何度も読み返してください。
高校生さんと同じように、寝る前がおすすめですよ。
参考書はきれいに使おうとしなくて良いです!ボロボロに使い込んでくださいね。
中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
英語の基本を一から学びたい方におすすめの参考書です。
音声ダウンロードがついているので、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を伸ばすことができる構成になっています。
お子様の目&ストレスを労ってあげてください
心
受験は長期戦のため、当たり前ですがストレスが蓄積します。
よく、〜が終わるまで〜を禁止、というのを聞くのですがあくまで個人的には、これはあまり良くないのではと思っています。
なぜなら、おそらく途中で「精神のガス欠」を起こすからです><
エネルギー切れと言っても良いでしょう。
1日30分でも良いので、好きなことをする時間を作ってください。
そうして、エネルギーを回復させてください。
また、あたたかいお風呂に入浴剤を入れて、楽しく身体の疲れをリセットするのも効果的です。
わたしは英語の勉強の時は、英語の映画を流したり、リラックス系のBGMを流してなるべく楽しく行うようにしていましたよ♪
カフェで勉強するととても気分が良いので、たまにカフェにも行っていました。
勉強自体をあまりストレスにならない方法で行う、というのもとても重要です。
目
受験ではたくさんの問題を解くので「目」のコンディションがとても重要になります。最近では、コンタクト使用の生徒さんも多いのですが、コンタクトを使用すると、知らない間に目に無数の小さな傷がつきます。
それにより、問題を解くときに、目がかすんだりすることがあります。
かかりつけの眼科に診てもらったうえで、市販でも良いので自分に合うメガネを作っておくことをおすすめします。
(かわいいメガネいっぱいあるよ!!٩( ‘ω’ )و)
また、なるべく受験期はメガネで過ごすようにして、目の小さな傷を治し、目が本番でかすまないようにしましょう。
それだけでも、だいぶ成果は変わってくると思います。
蒸気でホットアイマスクなどを使用して、目の疲れを取るようにするのもおすすめですよ!!
大学生になったら、またコンタクトで楽しく過ごしてください!!(*´︶`*)
おまけ
最後に伝えたいのは、「受験問題も人が作っている」ということです。
赤本を解く、ということは、「人(大学)を理解する」ということでもあると思っています。
どういうことかというと、赤本を何年か分解いていると、その学校が出題しやすい傾向がわかってきます(たまに、一新されるので、あくまで参考程度にですが)
例えば、ある年に長文の一部が( )になっていて、そこに入る単語は何か?という問題があったとして、別の年にそのかっこに当てはまる答えが、違う形になって出題されたりします。
なので、例えばそれが選択式の問題で、4つの選択肢があったとしたら、今回答えに選ばれた単語以外の3つの選択肢の意味は必ず調べておきましょう。
選択肢にあがってきたくらいだから、その単語、あるいは熟語はその学校のお気に入り候補です。もしかしたら、別の年に今度は、それが答えになって問題が作られる可能性があります。
そう思うと、とっても赤本を解くのは面白いですよ!!
自分の目指す大学の傾向をぜひつかんでくださいね。
大人の方には、楽しくドラマで学習する方法もご紹介しています↓♪