チャールズ・ディケンズ博物館
イギリスの作家ディケンズの博物館に行ってきた際のお話です。
ロンドンにあるチャールズ・ディケンズ博物館
チャールズ・ディケンズ博物館(Charles Dickens Museum)はイギリスの作家チャールズ・ディケンズの愛用品、記念品、挿絵、小説の原稿、10万点以上のアイテムが展示されています。ディケンズは「クリスマス・キャロル」、「大いなる遺産」「二都物語」などで知られています。
1837年3月から1839年12月まで、ディケンズが暮らした48ダウティーストリート(48Doughty Street)。
ディケンズはこの家で「オリバー・ツイスト」を書きました。4階建て、展示ホールはとても広い!2階には、原稿もありました。
ダイニングルーム
ピアノもある〜!!
時計もおしゃれ!
クリスマスツリー!
オリバー・ツイストのあらすじ
主人公オリバーが、母をなくし身寄りがなく、救貧院で育ち、子どもを使って盗みを仕込む窃盗団に出会うも、純粋な心と感謝の気持ちを持ってイギリスのロンドンで生きる話です。
1968年公開の映画「オリバー!」の中に登場する“I’d do anything“という曲がとっても可愛いのでぜひ観ていただきたいです♪
“I’ do anything”の”I’d”は “I would”の略です。”I would do anything for you”は「あなたのためなら何でもする」という意味ですが、子どもたちが歌っているので可愛いです♪
と、子どもの頃は思っていたのですが……このシーン、窃盗団のお頭をしているフェイギンさんに子どもたちが歌っているとも受け取れるので、なかなか可愛い!!で済ませられないものがありますね……。
ディケンズ自身が、両親の金銭感覚に難がある貧しい家の出身で、幼少期に働きに出された経験もあり、労働者階級の描写が得意とされている作家でもあります。繊細な人物描写、多種多様な性格の登場人物を生き生きと描く彼の作品には、明るいユーモアも感じられ、このシーンの”I would do anything for you”も、子どもの純粋な心、その点を理解している大人、それでもどこかいたずらな遊び心が描写されていて、多面的に捉えることができるミュージカルの1シーンになっているなと思いました。
オリバーを見ていて思った英語のことわざ!↓
Honesty is the best policy.
正直は最上の策
カフェ
小さな裏庭を眺めながら、カフェでキャロットケーキを食べましたよ♪
キャロットケーキは中世時代から食べられているイギリスの伝統菓子です。すりおろしたにんじんに、スパイスの効いた味わいです♪うえにのったクリームが雪のように綺麗でした。
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